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メイク技術で人を美しく演出できる芸術家!メイクアップアーティストの仕事に向いている人ってどんな人?

美容全般に興味はもちろんこと、ファッションセンスに長けている人やコミュニケーション能力が高い人、それに自分のことのように人を美しくすることに情熱を燃やせる人、それとデザイン性なスキルをつかって人をアッと驚かせたいといった人に向いている職業といえば、美容業界でも人気の高い「メイクアップアーティスト」という仕事です。

一口にメイクアップアーティストといっても、その活躍の場や仕事内容もいろいろです。そこで今回は、そんな気になるメイクアップアーティストの仕事内容や、これから目指したいという人に向けて絶対に抑えておきたいことなどをいくつかご紹介します。

メイクアップアーティストとは?その仕事内容について

美容系職業のなかでも大人気の職種といえば、「メイクアップアーティスト」です。

ここでご紹介するメイクアップアーティストは、おもにテレビや映画に出演するタレントや俳優、雑誌のモデルなどのメイクを手がけることを仕事にしている人たちです。

◎美容のすべてを知り尽くすメイクアップのプロ!

メイクアップアーティストは、メイクアップで必要不可欠なメイク道具や化粧品などの専門知識を持ち合わせており、人それぞれの肌質や顔の構造、雰囲気を最大限に活かしながら、各コンセプトにマッチしたメイクを施していきます。

メイクアップアーティストが活躍する場は多方面に広がっており、テレビや雑誌、演劇、コンサート、ファッションショー、特殊メイクスタジオ、結婚式場、美容院、写真スタジオなどさまざまです。

メイクアップアーティストになるには

メイクアップアーティストに必要な資格や技能

メイクアップアーティストになるために必要な資格はありません。

それでも、メイクアップアーティストとしての知識や技術を証明するために有効的な資格は、いくつかあります。

・メイクアップ技術検定試験
・色彩検定
・美容師免許・・・など

メイクアップ技術検定試験・・・メイクアップに関する専門的な知識や技術、身だしなみやマナー等を向上させるための検定です。

色彩検定・・・色彩感覚を養い、美的センスを鍛えることに効果的な検定で、メイクアップアーティストの多くが受験しています。

メイクアップアーティストに必要な資格や技能の取得難易度

メイクアップ技術検定の合格率は、3級、2級が約7割、1級が約4割です。美容系専門学校を修了した学生以外にも現役で働く人たちもキャリアアップのために挑戦しています。

色彩検定の合格率は3級が約7割、2級が約6割、1級が約3割です。

美容師免許は、美容師専門学校などで学習して免許取得を狙います。実技試験は練習を重ねることで合格率が高くなりますので、時間を見つけては勉強するようにしましょう。

資格のほかにメイクアップアーティストに必要な技能とは?

メイクアップアーティストの仕事内容はジャンルやコンセプトも豊富で、メイク及び、美容についての知識や技術が豊富であればあるほど、いろいろな現場に柔軟に対応することができます。

最近は、メイクアップだけができる人材よりも、ヘアスタイリングなどもできるオールマイティな人材が求められています。好きなスタイルを極めていくことも大切なことですが、学生時代やアシスタント時代には視野を広げ、沢山のことを学ぶことで将来の役に立てることができるでしょう。

メイクアップアーティストの平均給与はどのくらい?

メイクアップアーティストは、あらゆる職場で働くことができます。

メイク専門の企業やプロダクションで働くようなときは、新卒で実務経験がないときの月収が10万円ほど、経験を積んでいくことで月収20万円ほどに上がるようです。

◎フリーランスのメイクアップアーティスは実力次第!

フリーランスとして活躍する人は有名人の専属で担当を任せられたり、大手化粧品メーカーの仕事を依頼されたりと、月収も年収も破格のレベルになります。

メイクの世界で認知されるには並大抵の努力では叶いませんので、メイク技術の向上を図りながら自ら営業活動をしていき、どんどん経験を積んでいくことが大切になります。

メイクアップアーティストのやりがいや苦労

メイクアップアーティストのやりがい

・魅力や美しさを最大限引き出せたとき!

メイクを受ける人の希望を叶えるために最高のメイクアップができたときや、美しく、魅力いっぱいに変身させられたときなどは、達成感や仕事への充実感を感じることができるでしょう。

・携わった化粧品が大ヒットしたとき!

だれもが驚くような斬新なメイクを完成させられたときや、メイクを手がけた化粧品が大ヒットしたときなどには、メイクアップアーティストとしての仕事に大きなやりがいを感じる瞬間です。

化粧品を展開する企業では、メイクをしたモデルの姿が商品の売り上げを左右するともいえます。商品がヒットすればメイクアーティストとしての高い評価にもつながりますし、活躍の場もさらに増えていきます。

・努力した分だけ実力が身につく!

企業に就職したあとは、長いあいだアシスタントとしての下積み生活が待っています。そして、体力的にも精神的にも決してだれもが乗り越えられる容易な時期ではありませんが、アシスタントとして担当する作業100%の力を注ぎ、空いた時間をみては練習をするなど、人一倍努力をすることでメイクアップアーティストとしての実力が身についていきます。

実力がつけば、同期の一歩先を歩ける存在になれますし、仕事の幅も任せられる業務もどんどんと増えていくでしょう。

メイクアップアーティストの苦労や大変なこと

・独学で成功するには相当なセンスが必要

独学でメイクを勉強しメイクアップアーティストになる人もまれにいるようですが、そのためには大変な努力が必要です。そして、ほかにも類まれな天性のメイクアップセンスの持っていることも大切です。

メイクアップアーティストには、メイクアップについての知識や技術を身につけられるメイクや美容の専門学校にて基礎から学ぶのが一般的です。

・アシスタント時期を乗り越えるために強い意思を持つ

メイク専門のプロダクションや化粧品メーカーなどに無事就職できたとしても、メイクアップアーティストとしてすぐに担当を任せもらえるわけではありません。

通常であれば、先輩メイクアップアーティストのアシスタントとして配属されます。1日の大半が雑用的な仕事が中心となるので、メイクの練習は仕事の合間をみてしなければなりません。

テレビや雑誌の撮影など、スケジュールが不規則なこともしょっちゅうです。早朝からスタートして、深夜まで撮影に時間がかかることも多く、睡眠時間が毎日数時間ということも珍しくありません。

こういった過酷な労働条件のもと体調を崩して挫折してしまう人も多いのが現実であり、今まさに活躍しているメイクアップアーティストの多くが、こういった境遇を乗り越えてきた成功者ともいえるのです。

メイクアップアーティストになるための適切な専門学校の選び方!

独学で学んできたという人でも、実力次第ではプロダクションや美容系サロンなどに就職することができます。しかし、専門学校でメイクアップの専門的な知識や技術を習得していたほうが、採用する企業としては即戦力になると高い評価をすることが多いです。

◎メイクアップアーティストのジャンルは美容だけではない!

メイクアップアーティストが活躍できる場は、テレビや映画などの映像用のメイクアップ、舞台用のメイクアップ、雑誌用のメイクアップ、ブライダル用のメイクアップ、特殊メイクアップなど、たくさんのジャンルがあります。

そのため、どういったジャンルのメイクアップを専門にしたいかを明確にすることで、選ぶ学校の種類も絞られてきます。

それぞれの学校の強みである理念やカリキュラムの方向性、さらには卒業生の就職先やその実績などを参考に慎重に学校を選ぶことで、就きたいと希望している業態への就職にも有利に働かせることができるでしょう。


メイクアップアーティストとして活躍できる環境は多いため、いまもこれからも需要があり、なりたいと憧れる人も多いでしょう。メイクアップに関する知識やスキルを積極的に学び、それと同時に美的センスやコミュニケーション能力を養うなどさまざまな努力が必要な仕事です。

このことから、美容やメイクアップが大好きで、人をきれいにしたい、人が喜ぶ姿をみると自分も幸せな気分になれる・・・といった強い意思や想いを抱く人はメイクアップアーティストとしての適性があるかもしれません!!

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