あなたのセンスが活かせる仕事!ファッションアドバイザーになるにはどうしたらいい?
ファッションが大好きで好きな洋服を仕事にしたいという方や、センスを活かして人の喜ぶ顔が見たいという方におすすめ職種が「ファッションアドバイザー」です。
アパレル店員とも呼ばれるファッションアドバイザーは、ショップの店頭でお客さまに洋服についてのアドバイスや提案することが主な仕事です。
そこで今回は、ファッションアドバイザーという仕事に注目して色々とご紹介します!
目次
ファッションアドバイザーとは?その仕事内容について
婦人服や子供服、心身服、小物などのファッション関連の商品をお客様の雰囲気や好みに合わせてコーディネートしていくのが「ファッションアドバイザー」の仕事です。
◎ショップや企業で活躍するファッションアドバイザー
店頭ではお客さまに最適な洋服やアクセサリーを提案していくほか、ショーウィンドウなどのディスプレイを作りスタイルを提案することもあります。
会社勤めのファッションアドバイザーになれば商品の開発や、購買意欲を高めるためのプランニングなどを提案する仕事に就くこともできるので活躍の場はたくさんあります。
ファッションアドバイザーになるには
ファッションアドバイザーに必要な資格や技能
ファッションアドバイザーになるために必要な資格はありません。
しかい、就職やキャリアアップに有利になる資格がいくつかあるので積極的に挑戦したいものです。
ファッションデザイナー認定試験
ファッションコーディネート色彩能力検定
サービス接遇検定・・・など
ファッションデザイナー認定試験・・・ファッションの名称や形状、デザインなどのファッションに関する知識が必要になる認定試験です。
ファッションコーディネート色彩能力・・・色彩に関する知識や技術を併せもっている必要があります。
サービス接遇検定・・・サービス業を必要とする職種に必要なマナーや応対技術、言葉の使い方などを学べる検定です。
資格のほかにファッションアドバイザーに必要な技能とは?
ファッションアドバイザーに求められる技能は、「お客様のニーズをいち早く察知」できる能力や、お客さまが話をしたくなるくらいの「高いコミュニケーション能力」です。
どんなにファッションセンスが良くても、話下手ではアドバイザーとしては不向きです。人と話すのに苦手意識がある人は、日頃から人と話す場に積極に参加したり、人が話すのを真似たりと、地道にコミュニケーション能力を磨くことが大切です。
ファッションアドバイザーの平均給与はどのくらい?
ファッションアドバイザーの平均給与
ファッションアドバイザーの平均月収は、15万円~20万円ほどです。未経験者でもファッションアドバイザーになることができるので、実力次第では昇給のチャンスがあります。
◎広告塔として活躍するファッションアドバイザー
ファッションアドバイザーとして企業の広告塔として活躍する人もいれば、フリーランスとしてブランド専属のアドバイザーになるケースもあります。こういったときは、開発や企画以外においても報酬を受け取れるので収入も上がります。こういった人材はとても稀なので、通常はファッションアドバイザー兼店長、またはマネージャー業をキャリアアップしながら昇給を目指します。
ファッションアドバイザーのやりがいや苦労
ファッションアドバイザーのやりがい
・お客様に気に入ってもらい購入してもらったとき!
自分が提案したスタイルをお客様に「気に入ってもらい購入してもらったとき」や、コーディネートのアドバイスを受けたいとショップを訪れてくれたときにはとても嬉しく、今後のやる気にもつながります。
・魅力を引き出せたとき!
お客さま自身が気づいていない魅力をファッションの観点から引き出すことも大事ですし、そういった特別な場面に出会えることもファッションアドバイザーとしての魅力ともいえます。
・好きなことを仕事にして結果がでたとき!
会社に勤めているファッションアドバイザーであれば、商品の企画、提案に携わった商品ができあがりヒット商品となったときには仕事への充実感とやりがいを感じます。
もともとファッションが好きでファッションアドバイザーになったという人も多いので、好きなことを仕事にしながら最新のトレンドをいち早くゲットできることも働くうえでは大きなメリットになります。
・ショップの商品が割引価格で購入できる!
仕事へのやりがいというか、この仕事をしていると得をするといった点が「ショップの商品が割引価格で購入できる」ということです。そのブランドの洋服が好きで働いているという人は好きな洋服に囲まれているだけでなく、新作アイテムを多いときで定価の半額くらいで購入することができることに喜びを感じるでしょう。
ファッションアドバイザーの苦労や大変なこと
・景気の悪化により影響を受けやすい
ファッションの世界で働くファッションアドバイザーにとって、景気が悪化するということはその影響を受けて苦しい立場に立たされるということでもあります。
消費者がいてこそなりたっている業界ですので、消費者がその時代にどういった服や価格を求めているのかをよく把握して提案することが大切です。
・常に自分を磨き続けることが大切
ファッションアドバイザーのコーディネートやセンスによりショップとしての売り上げも左右されるため、自分磨きには終わりがありません。それに、お客さまのお手本になるようなセンスの良さで、いつも一目置かれる存在でいることが求められるため責任も重大です。
・ブランドによって収入の格差がある
務めるブランドによって、ファッションアドバイザーの収入には格差があります。
しかしこれは、収入を上げたいと考えている人にとっては、不満に感じるところでもあります。
収入を上げるためには店舗でのポジションを少しずつ上げて、その後ファッションアドバイザーとしての業務だけでなく店長やマネージャーとしてステップアップしていくことが大切です。
・体力的にきつい仕事
アパレル業界ということで、華やかなイメージを持たれやすいファッションアドバイザーの仕事ですが、実際には「体力的にきつい仕事」ということも忘れてはいけません。
休憩以外はショップで一日ずっと立ちっぱなしということがほとんどなので、仕事終わりには足がパンパンといったことも日常茶飯事です。
ファッションアドバイザーになるための適切な専門学校の選び方
未経験者や服飾系の大学、専門学校を卒業していない人でもアルバイトからはじめて正社員のファッションアドバイザーになることは不可能ではありません。
しかし、将来的にファッションアドバイザーのスペシャリストを目指していこうと考えているのであれば、専門的な学校で服飾全般についての知識や技術を学ぶことが近道かもしれません。
◎カリキュラムの内容をよく確認する!
カリキュラムも方針もさまざまな専門学校がたくさんあります。
ファッションアドバイザーに特化したカリキュラムがある学校、ファッションについての資格取得に向けた勉強をする学校、昼間は仕事をしている労働者のための夜間学校など、学校の特色もさまざまです。
とにかく専門学校についての情報収集をしっかり行い、じっくり比較検討してから学校選びをすることが大切です。
ファッションに関わる仕事ということで華やかなイメージがある「ファッションアドバイザー」ですが、実際には売り上げ目標を達成しなくてはならない重圧感や、立ちっぱなしで体力的にキツイ・・・といったマイナスの面もあります。
もちろんどんな仕事も簡単なことはないのですが、やはり長くファッションアドバイザーとして活躍するためには「洋服が大好きという気持ち」や、ファッションを通じて「人を笑顔にしたい」といった強い気持ちを持ち続けることが大切なことなのです。
アパレル業界で活躍していきたいという方は、ぜひ今回の内容を参考にみんなが憧れるファッションアドバイザーを目指してみてください。